ふたりのすみのレビュー・感想・評価

綺麗な映像と詩的な台詞と主題歌がマッチしていておしゃれでエモーショナルな映画だった。

ふたりだとお互いしかいないわけで、いろんなふたりの中で特別になりたいとおもうのは我儘なのだろうか。
1人でいるときよりも誰かといるときのほうが孤独を感じてしまうのはなぜだろうか。
友達、恋人、親子、いろんなふたりの関係が出てくるわけだけど、全部ないがしろにはできないから難儀だ。
大切だからこそ嬉しさも寂しさも感じてしまうわけで、そのどちらの感情も抱き合えるのは贅沢なことなのだなと感じた。