このレビューはネタバレを含みます
冒頭、興奮MAX。
ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンを小さい頃に貪るように観ていた者としてはたまらなく良かった。
タイトルロゴ、音楽、効果音、撮影方法など昭和の香りを思い出した気がしました。
実相寺監督の影響を受けた庵野監督がそれを踏まえてウルトラマンを撮るというのはなかなか面白かったです。
怪獣付きとしては今回の怪獣は好きですね。特にガボラ。戦い方もいい。首?が回るとことか最高です。
満を辞して参上のウルトラマンは合わなかったです。戦闘シーンがカッコ良くない。
今の時代にはなかなか再現しにくいデザインなのか、、、CGも悔しい感じでした。
でもウルトラマンが回転しながらあの効果音が流れた時は嬉しかったです。
あと話が詰め込みすぎなのが少し気になりました。正直ザラブ星人とメフィラス星人は被ってる気が、、、さらに最後のゼットンまで、、、ウルトラマンのエピソードを2時間で纏めようとするのはなかなか厳しいかと。ゼットンの声が聞けたのは嬉しかったけど。
役者さんは皆良かったです。斎藤工は大丈夫かなぁと不安でしたが杞憂でした。ハヤタ隊員を思い出しました。
細部に監督の拘りを出していたのが本当に良かったですが、ウルトラマンを現代に持ってきた時の違和感を消せなかったのが少し痛かったです。
最初にガツンと喜ばせてくれたのに時間が経つにつれて尻すぼんでいきました。