え?これまだ観てない人いるんですよね?羨ましすぎなのですが。
余韻が抜けずに王将に来て、ハイボール飲みながらこれ書いてます。
庵野脚本は、無駄も隙も与えない。
なんでこうもカメラ割りが多いのにギリギリの気持ちいいところを突いてくるのか。
なんでこうもテロップは常識破りの高速テロップ(読むのが早いわたしでも読みきれない)なのに小憎たらしいく、いじらしいんだろう。
なんでこうも庵野魔術にかかってるとわかってるのに、わかった上で踊りたくなるのだろう。
観てる途中から、終わって欲しくないと思った。
本映画の初めてを劇場の、しかも偶然にも重低音増し回で見られてありがとう。
(ゆくゆく生涯を共にする結婚相手との行き当たりバッタリ初夜が最高のシチュエーションだった気分よ)
しかしわたしがここまで興奮してるのも、幼少期のウルトラマン好きが影響していると思う。
ウルトラメンバーのスペシウム光線ポーズを、セーラームーンの変身後キメポーズと同じくらい真似していたわたしには、あのウルトラマンの雑なアニメーション登場シーンに無条件に萌える。
もしかしたら宇宙人の脅威から暗に私たちを守っている存在がいるのかもしれないと思った。
あぁ、そんなことを想像させてくれる映画ってなんて素晴らしいんだろう。
王将で頼んだ野菜炒めのもやしはほぼ生だった。
シャキシャキの意味を履き違えている。
でもいい。
こんなことはどうにもならないくらい面白いものを観た。
世界平和は、人類各々のご機嫌の上に成り立つことを身を持って理解した。