このレビューはネタバレを含みます
・この映画作った人、人間に興味無いんか？というくらいキャラやキャラ同士の掘り下げがない。シン・ゴジラでもそれはそうなんだけど、あの作品は常に焦点が集団にあるので気にならなかったのかも。
特に「カトクタイ」の掘り下げもっとして欲し〜と思ってしまったな。
早見あかりは必要だったのか？長澤まさみはバディって言いたいだけの人…？
きっとスピンオフ作品でメンバー同士の活躍や友情が描かれているんだろう、と勝手に妄想することにした。
・そこまで人間が好きになったのか、ってキャッチコピーだったから、その部分どう描くのかしらと思っていたが、結局なんで人間という種を好きになったのか分からなかった…。
冒頭の神永の自己犠牲は美しく見えたかもしれないが、ザラブとかメフィラスにあっさり迎合する人間たち見ててもなおそう思うのかしら？「カトクタイ」メンバーの掘り下げがないから余計に人との関わり方が見えなかったのかも。
「ウルトラマンにとっては人間はちいかわみたいなものなのでは？」って言ってる人がいてなるほどとは思った。
たしかにちいかわが怪獣に襲われてる星を見かけたら助けたくなるか。
でもちいかわに命を託せるだろうか。
・ウルトラマン登場時の美しさやスペシウム光線を打つ時のため方、飛行時のボディがカッチカチな感じとか、回転すれば大体何とかなるやつ、居酒屋のシーンなんかは最高だった。
その辺も含めて、マニアによる同人ムービー感はかなりあったが、それを商業作品として作り上げるすごさ。
次はシン・ウルトラセブンが観たい。頼む
