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シン・ウルトラマンのHammerWのレビュー・感想・評価

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)
3.5
【映画の内容をプロレスに置き換えてレビュー】

『シン・ウルトラマン』
G 2022年 ‧ アクション/SF ‧ 1時間 52分

科学特捜隊のハヤタ隊員は、パトロールの際にウルトラマンと衝突したのが原因で瀕死状態に陥ってしまう。ウルトラマンは、彼と命を共有。一つになった彼らは、地球の平和を守るために共に戦うことを決意する。

プロレスラーには一つかかせない大切な技術があります。それはマイクパフォーマンスです。

試合後はもちろん、前日会見では1時間近く語ることも多々あります。

「1番すげぇのはプロレスなんだよ!」(中邑真輔)
「夢の無い時代だろ。だから夢みんだよ、どいつもこいつも」(真壁刀義)
等、お客さんが納得・感動するマイクもあれば

「何コラ、タコ、コラ!」(長州力・橋本真也)
初登場のマスクマンを見て
「お前平田だろ!」(藤波辰爾)
みたいな失笑・爆笑をかうマイクもあります。

このシン・ウルトラマンという作品は宇宙人同士がとにかくよくしゃべります。公園や居酒屋で酒を交わしながら主張をぶつけ合います。メフィラス星人との会話はファンは忘れません。

エル・デスペラード選手はマスクマンなのに声の良さでも高い人気があります。

プロレスも試合内容よりマイクが忘れられません。長州さんや天龍さんみたいに何を言っているか分かりづらいマイクが色々な意味で僕らをドキドキさせてくれます。

宇宙人同士の会話の方がレジェンドレスラーよりよっぽど聴き取りやすいので安心してご覧ください。
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