和泉屋

1917 命をかけた伝令の和泉屋のレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.7
“仔犬が生まれる”
明るく手紙に喜ぶシーンが辛かった。

マローボーンからジョージマッケイを追いかけて。

教科書で見る“第一次世界大戦”だの“塹壕戦”だのっていう無機質な文字。その中にあるもの。
仲間を葬ってやれないやるせなさ。
名前さえわからない赤ん坊の世話をする母親でない女性。
無数の死体をかきわけて任務を達成しなければならない責任。

印象的なのは長回し。
特にこういう映画だと長回しするの大変そうだなぁって何にも知らないただの映画好きは直感的に思いました。

死傷者選別所のテント。
みんな一人一人に大切なひとがいて、帰ってくるのを待ってるって考えるともう。。

主人公は終始殺生を好まない感じではあるけど、助けてあげたあと、殺さないであげたあと、大体欺かれる。
なんでなんだろう。

一緒に任務に行く同僚のブレイク、ディカプリオに見えてしまうw

映画館で見たかったなぁ。
内容も躍動感も圧倒的でした。
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