このレビューはネタバレを含みます
ワンカットによる緊迫感で内容が引き立てられていた。撮影手法にこだわるだけでなくその手法を使い、ちゃんと内容を濃く見せることができていたのがすごかったです。
ワンカットにしか見えなくて撮影技術に感動しました。
最初と最後が同じようなカットなのに見せ方や感情が全然違うのが良かった。
暗転後の暗いシーンが好きだった。火の中を走るとこと、そこで女性に出会うところ。映像が綺麗で、強さと優しさが共存している感じ。素敵でした。
ずっと機械音楽だったのに、最後の木にもたれかかるシーンだけ生音が使われていたらしく、音楽の使い方も上手いなと思った。
こうして別ジャンルに詳しい人と見に行くとそういった視点からも見れて面白い。