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1917 命をかけた伝令のsaskiaのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.3
2020年第92回アカデミー賞において、
視覚効果賞、録音賞、撮影賞を受賞しましたがどの賞も納得の作品になっています。

作品賞は『パラサイト』に持っていかれましたが、ノミネートはされていました。
アカデミー審査員にはパラサイトの方がウケが良さそう。なんとなく。


戦争映画はよく観てるけど、ワンカットに見える戦争映画というのは初めてで、ワンカットに見せることでこちら側にどんなふうに訴えかけてくるのか楽しみだった。
ちょうどちずさんがポストしてたバードマンも同じ手法ですね。
私にはバードマンの良さがわからず、早送りしたけど😂
まぁジャンルが違うしね。
好きな方いたらごめんなさい。

とにかく、屋外でワンカット風っていうのは相当大変みたいで、作り手の苦労が偲ばれます。
そしてどこで繋げてるのか全くわからないすごさ👏←あくまでも個人比ですが


本作はキャッチコピー通り、
異次元の没入体験によってどれくらい没入感を感じられるかが1番の肝。

ワンカットに見せることで、彼らと同じ目線になって、今いる場所、苦渋の決断を迫られたときどうするか、など秒刻みで変わる状況に身を置いている錯覚に陥る。

どうやって撮ってるのかわからないシーンがたくさんあって、撮影現場を覗いてみたくなったし作り手の本気を感じた。
臨場感と緊迫感が素晴らしかったです。

戦争の死と隣合わせの恐怖、緊張感が途切れない110分ですごく疲れた。
まさに戦争体験。
伝令がどれほど大変なことなのかを思い知らされました。

主人公のジョージマッケイ素晴らしかった。
キャストがほんとに豪華!!
でもね、ベネの出番もっとください。

駆け抜けるシーンは皆さんそうだと思うけど込み上げてくるものがあった。

川の桜の花びら?がすごくきれいだった。

スコフィールドをスコって呼ぶのかわいくない??
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