Tomo

1917 命をかけた伝令のTomoのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.5
1つ疑問なのは、アカデミー候補になった選考基準って何なんだろう。ストーリーは危険地帯にいる先行部隊に、2人の兵士が伝令を届けに行くというシンプルなもの。確かに終始ワンカット撮影で臨場感に溢れた感は十分ありました(これがこの映画の評価される理由なんだろうけど)。
でもそれだけに、ストーリー性が薄いと感じてしまうのです。
同様の映画で最初に度肝を抜かされたのはプライベート•ライアンで、冒頭の戦闘シーンの臨場感は半端なかったし、展開は違えどストーリーも秀逸だったので、私的にはライアンの方が良かったと思います。
ただ、プライベート•ライアンも作品賞を逃しており(未だに同年の作品賞が恋におちたシェイクスピアなのか、よく分からない)、今年の作品賞であるパラサイトには撮影は最高でもストーリーでは及ばないところでアカデミーを逃したのではないかと思いました。
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