ワンカット(風)映像って実際どんな感じなんだろう?って思ってたけど初っ端から最後までずっと1つのカメラが主人公を追っていくカメラワークで、そんなこと考えられるサム・メンデス流石だなって感心した。
内容はそこまで大きなサプライズは無いけど、元々敵の前線であったという緊張感、死と隣り合わせであるという緊迫感は常に感じられて、戦争映画として素晴らしい雰囲気作りだった。
よくCMでもやっている前線を走り抜けるシーンは鳥肌モノ。あのスケールの映像はワンカットでないと出せないものだと思う。
良い意味でアメリカン・ビューティーの監督とは思えない、壮大な作品だった。