シーモ

1917 命をかけた伝令のシーモのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.2
映画館でしか体験できない映画というのがあるけど、これは正にそんな映画。映画のストーリーの緊張感もさることながら、どうやってこれ撮影したんだ?というスタッフ側の緊張感も伝わってくる。ロジャー・ディーキンスの神がかり的な画作りも冴え渡る。特に、夜の閃光弾が光る中の逃走シーン、最後の平原を突っ切るシーンは感動を覚える美しさ。鑑賞後の感情が何かに似てると思ったが、ゼロ・グラビティをIMAXで見たときだと思い出した。根底にあるのは人間讃歌。人の心の強さ。
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