「終盤の300m走は息子の運動会並に熱盛!」
まずはやっぱり凄いと言うしかない圧倒的映像表現←
全編ノーカット映像“風”なので
凄っ、どーやって撮ってるの?って思うような驚くべきカメラワークの妙技だったり、主人公と共に戦場を駆けているかのように、妙にリアルに感じ、観ている側を作品の世界観に引き込んでくる画だった。
ただワンカット風の凄みと対照的に悪い点として、話が始まってから主人公が距離的に全然進んでない感じがした。
カットによって生まれる“時間的奥行”が無いので、少々薄っぺらかった印象。
役者陣はすごく良かった!
主人公のスコフィールドを演じたジョージ・マッケイを始め、一人一人の動きから、訴えかけてくるモノがあった。
また、豪華キャストのカメオ出演も見どころの1つだろう。
アカデミー賞でも注目度が高かった為に
勝手にハードルを上げすぎた結果、
そこまで自分には刺さらなかったが、
画期的な映像表現映画であることは間違いないので、是非劇場公開されている間に、大きなスクリーンで観てみて下さい。