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1917 命をかけた伝令のyunのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.9
ワンカットに見えるように複数回の長回しを使用。現場では500人ものスタッフを動員しながらの撮影。迫力と臨場感が凄まじく息もつく暇もないようなドキドキ。
エキストラの多さ、セットの緻密さ、カメラワークの素晴らしさ、全てが斬新でとても良かった。
常にハラハラドキドキしていて、時間との勝負、体力との勝負、敵との討ち合いの様を追いかけていて非常に疲れた。
早く終われとさえ思ってしまった。

弟の意思を継いだ友人が決死の覚悟で向かう様を描くムービーは他の誰にもマネできない後世に残る素晴らしい作品になった。
まるで走れメロスのよう。
弟の死に方は弟の優しさ甘さ故の最期になり、ダサい死に方と言う人もいるが、言いたいことはわかる。前線では気の緩みが大敵となる。

最後の最後までドキドキすんのや。
ドクターストレンジ(ではない)の無駄遣い最高でした。

最後の安堵感は本当にお疲れ様でしたと労いたい気持ちになる。
映像技術、演技力、ストーリー構成のしっかりさ、カメラワーク、どれを取っても最高な作品でした。
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