ちゃんゆき

1917 命をかけた伝令のちゃんゆきのネタバレレビュー・内容・結末

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

凄まじい臨場感、まるでそこに、戦場にいるかのような映像。すごすぎる、、!なんなんだこの映画は!心臓バクバクしながらの緊張感のある映画だったからなのか、あっっっっという間だった。壮大なスケールの自然と大地の映像に圧倒された。

兄が前線にいる友とともに、攻撃中止の命令を最前線に届けるため敵陣の中を進んでいく命がけの伝令。目的地まで8時間かかると言ってたかな?ワンカットのようにリアルタイム風に進んでいく映画でどこまで描かれるのかと少し心配したが大丈夫だった。
はじめの焼けた大地、転がる死体、群がる虫、ネズミなど戦場のあとを進んでいく、、敵陣に乗り込むがもぬけの殻、進んでいく間に罠にかかり土砂に埋まるが友に助けられる、空き家を探索中航空機が墜落し自分達のところに突っ込んでくる、敵国の操縦士を助けるも友が逆に刺されてしまう、、みるみる白くなっていく顔、愛してると家族に伝えてほしいという最後の伝言を胸に命令を伝えるため進んでいく、、途中車に拾われたり、面と向かって敵と対峙し撃たれそうになりながら走って逃げたり首を絞めて殺したり、そのまま逃げたら川に落ちて流れてるうちに寝落ちして溺れそうになりヘトヘトになりながら森に進むと歌声が聞こえた、、吸い込まれるように近くに寄っていき目的のD連隊と出会う。大佐は最前線、しかし今にも攻撃は始まりそう、砲撃の中を死に物狂いでまっすぐに走っていく姿は圧巻だった、、、
最後のシーンでは、自分は生き延びた、、任務を全うした、、、友のことも伝えられた、、、そして最初と同じ画の木の下で家族の写真を見て今、生きていることを噛み締めて目を瞑ったところでエンド。
ちゃんゆき

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