クリープ

異端の鳥のクリープのレビュー・感想・評価

異端の鳥(2019年製作の映画)
3.8
最初の テンかイタチ?を焼き殺すシーン。手振れがなく 画面内に安定して収まっている・・このシーンは多分(笑)CGで、この映画の売りは残酷シーン。ストーリーはバンバン展開早いので、タル・ベーラのような深みはありそうに見せ掛けて、実は浅い。何年も残るタイプではなく、金の掛かったキワモノ映画である。ただ マルホウル監督は製作もしているので、彼の脇役のチョイスは素晴らしい。あのハーベィ・カイテルが霞むくらい☕
●早い話がいい人が多数出てくる、ヨスカ(ペトラ・コトラー)のワンダーランド(爆)

●主人公は疎開先で、バーさん足湯に浸かって死んだのに驚き、都合よくランプ落として全焼。ヨスカ人徳があるのか その後、まじないばあさんの助手になり、仕事中 病気もらってしまい、穴に埋めて治療してもらう☘️発汗作用か ミミズが何かしたのか分からんが即効一発で治る。
●今度は また都合よく川に落ち、流れてきた"いかだ"(マジか)に捕まり流れ着く。そこで助けられ、 緊迫した食卓で飯食うことに、この親父、妻を愛しすぎちゃって、妻が使用人を観ただけでDV、挙げ句に使用人の目玉をスプーンですくっちゃう☘️彼は「悪魔のはらわた」のウド・キア、臓物ネチャネチョ こねくってた博士である。彼の久々の再会は ナイスチョイス♥️
●長くなるから最後に二人だけ紹介
主人公が今度はドイツ軍に捕まり、人気のない草むらで目の冷たい デカイオッサンに、後ろから処刑される羽目に、次の瞬間オッサンは後ろ手の縄を切り、空に銃を2発発射。彼はステラン・スカルスガルド、「ドランゴンタトゥー・・」のダニエル・クレイグを処刑しようとしたアイツだ☘️
そして、今度はソ連兵アレクセイ・グラフチェンコに出会う。彼は「炎628」で16歳の主人公を演じた。あれから50歳になっても、ほっぺたがグラフチェンコ(笑)・・・・彼に再会出来たから後は、どーでもいい(笑) ハリー・ポッターの気持ちに近い🍷監督ありがとう🍀
●それにしても、ハーベィ・カイテルちぢんだネ(笑) CGじゃないよね
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