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異端の鳥のmakingのレビュー・感想・評価

異端の鳥(2019年製作の映画)
4.5
こういう精神的にきつい映画、2時間未満だと「しんどいけどもう1回観たい」ってなるけど、3時間弱あるので「しんどい。もう観たくない」ってなりました………。

白黒映画ってなんかカラー映画より色んな感覚が遠くなる部分があったり(この作品で言えば、時間感覚とか季節感とか)、逆に精神的に負荷が大きいとこ(個人的にはセッシーンはなんか色々キツかった)もあったり不思議です『ライトハウス』もそんな感じだったんですけど、私だけですか……。

教会で主人公にだけ施さない人々、もう100回聖書読むか教会出禁になるかしてくれよ〜頼むよ〜自分だったら持ってる器で最後の人の頭殴りますね〜

主人公の受けた暴力って戦争が起きていようが起きていまいが、全然どこにでもある暴力で、それが戦争によって極端に浮き彫りになってるだけなんすよね。目には目を歯には歯を、がいつも正しいとは思わないけど暴力が唯一無二の正当な反抗であることもある。
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