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異端の鳥の犬のレビュー・感想・評価

異端の鳥(2019年製作の映画)
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捨てられては拾われてを繰り返す過酷な地獄巡りの中で次第にサバイブ能力が上がり媚びを売って逃れるシーンは笑った。いや、どちらかと言えば全体を通して笑えるシーンの方が多い。勿論、この映画はそのようなテイストで描いてはいないけど、主観は悲劇で客観は喜劇であることに変わりはない。途中、もろ『炎628』パートがあることによって少年には悪いがシワシワのおじいちゃんにならない時点でお前はまだまだ微温湯だよと厳しい目で見てしまう最低な自分がいた。
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