Naoya

異端の鳥のNaoyaのレビュー・感想・評価

異端の鳥(2019年製作の映画)
2.7
家を失った少年はひとり辺境の地を歩き始める。サバイバルロードムービー作。サバイバル作ながら、少年が旅路の中で、ただ悲惨に無情に残忍に過酷に、起こる出来事に苦しむ様、状況下が、章ごとに多々描かれ、少年の絶望的な人生模様が、多く説明されることもなく、モノクロという限られた色の情報で、言葉足らずで描かれた内容。だからこそ、少年の生きる悲惨さをヒシヒシと感じ、同時に“生きている”姿に刮目できる内容でもある。169分ある長尺ながら、モノクロだからこその絵の印象は場面場面で強く感じられる。
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