クリスケ

異端の鳥のクリスケのレビュー・感想・評価

異端の鳥(2019年製作の映画)
3.5
かなり辛いリアルな残酷描写が多いので、苦手な人注意。
戦争映画でありながら、戦地から離れた人々のドラマ。主人公は親のいない子供で、民族は不明だが東欧スラブ系の顔ではない。そのため異端者として扱われ、子供なのに行く先々で迫害にあう。
そんな地獄の中で、主人公が成長していくさま、悪意と善意が人に及ぼす影響が描かれている。
SNSなどで袋叩きにされる人が現れる現代で公開することの意義を感じさせられる。