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一人っ子の国のmisaのネタバレレビュー・内容・結末

一人っ子の国(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ずーっと観たいと思ってたが観るのに体力がいりそうで……後回しにしてたけど越南に似寄りの部分もあるということでやっとの思いで鑑賞

とりあえず、むちゃくちゃすぎ。途中ほんまに吐くかと思った。観ている側さえも、言葉にならない無力感…しかも全部実話、地獄。

"家族の成績"とは?国がする政策として正しい?国民は「政策だから仕方なかった」?
全て、言い聞かせてるようにしか聞こえない。「正しかった」そうやって国民一人ひとりに度がすぎる辛い思いをさせて、言い聞かせる政策とは…?人口戦争、国が掲げていい言葉?しかも一人っ子政策って、35年続いたの…?(習ってたかもしれないけど、)知らなかった事実が多すぎて。
国に住む国民一人ひとりが同じ考えになるなんて、無理難題でしかないのよ。そして今も続く洗脳
人身売買って勿論犯罪だけど、人身売買をして捕まった家族は赤ん坊を救っていたのでは?ゴミ置き場に置く家族よりも幾分と… でも結局全て「仕方なかった」になってしまうのかな…

いまでも、中国人の知り合いから国の話しを聞くと驚くことが本当に沢山ある。SNSが制限されてるのも洗脳の一つだよね、と
ジャーナリストが執筆した本が中国で販売禁止だったり、怖いねぇ
映画を観ると同じ社会主義国でも圧倒的に越南の方が自由度が高い気がする。この違いは何なんだろう…

「仕方ない」と思わない、自分が選択した道を歩める人生であってほしい。そしてポスタービジュアル怖い
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