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一人っ子の国のAIのレビュー・感想・評価

一人っ子の国(2019年製作の映画)
3.5
用語としては知っていた中国の「一人っ子政策」。

・各家庭の玄関(ちょっと記憶が曖昧です)に掲げられた星の数で、共産党への貢献度・献身度を表していた
・一人目の子どもを産んだ女性が強制的に避妊手術を受けさせられていた
・二人目の子どもを産んだ家族は家の屋根を壊された
・中絶させられた胎児の多くは8~9か月だった
・胎児がごみ山に捨てられていた
・非合法に幼児が養子縁組させられていた
・明らかに男児を求める名前を付けられた女性

確かにあの時代、自然に任せて人口増加のペースが落ちなければ、国民の生活は崩壊していたかもしれない。でも政策が人々の心をぼろぼろにしたのも事実。白黒つけられないからこそ、みな口を揃えて「しかたなかった」と言う。そして現在は、二人以上産もう!のプロパガンダへ。批判的な目線で作られていることもあり、ショッキングなエピソードの連続でした。
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