りーぬ

一人っ子の国のりーぬのレビュー・感想・評価

一人っ子の国(2019年製作の映画)
4.0
各々意見はあれどきっと正解は誰にも分からなくて、ひたすら悶々とするが、一人っ子政策の知識を深める上でいい作品だと思った。
ジャーナリストが当事者の1人なので、共産党批判のバイアスは多少かかってる気がするが、政策に対する賛否どちらの意見も入っているのでそこまで偏ってはいないと思う。時間的にもちょうどいい。

衝撃な話が多い&対象世代が自分達とモロかぶっていて、国が違えばこんな状況にもなりえたのかとだんだん怖くなってきた。
中国は他民族の国なので、統制するとなるとある程度強制力のある政党でないといけなかったんだと思うし、とはいえインタビューされてる人たちの話を聞いてるとやりきれない。
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