最初と最後が何度も見返したくなるくらいあたたかい。
最初から最後まで、お互いへの愛があることをそれぞれが痛感していることが滲み出てた。だからこそ苦しくて苦しくてしょうがない。
子どもはお母さんの言葉にも、お父さんの機嫌にも、敏感だよね。親権を奪い合う、なんてシチュエーションでは置いてけぼりで考えられそうだけど、彼の態度で彼がどうしたいのか、が言葉でなくても伝わってた。親の緊迫した空気なんて親以上に痛感しているからこそ、強く言葉には出せなくて、だけど伝えたい意思があるから態度になってしまうのかな、と自分を重ねたりした。
結婚も離婚も大変だ。
だけど、生涯愛することができる人に出会えるのは、大変素晴らしいことだ。