愛してても許せないし、許せなくても愛してるんだなってひしひし感じて、一緒にいられないのかなって何度も思ったけどきっと一緒にいない方が幸せなんだ。でも愛してる。
激しい丸腰の感情のぶつかり合いに涙がとまらなかった。あんな激しい口論見てもいらいらして終わりそうなのにそんなことなくて、彼らの感情の波が押し寄せてくるようだった。演技力の賜物だと思う。
きっと2人とも悪くて2人とも悪くない。2人とも我慢してて、近すぎてうまくいかなくなった。でも互いを愛していることは自分が1番よく知っている。
アダム・ドライバーがとてもよかった。彼は私の中でパターソンなんだけど、あれよりすごくよかったな。(パターソンは感情が出るものじゃなかったから、今回別の彼を見れてよかった)
夫婦にフォーカスが当たっているので、子供は可愛いのだけど存在感はかなり薄め。
スカーレット・ヨハンソンも相変わらず素敵。最近ジョジョラビットの優しく美しく強い母を見たばかりなので、靴紐を結ぶシーンでハッとしてしまった。
靴紐って愛の結晶なんじゃないかと思った。
くすくすできるシーンもあり、ところどころみんな声をだして笑っていた。(私も然り。)
観終わったあとの気持ちは明るくすっきり。結婚て難しいんだな、、、。
