舞台は1990年代。事実を基に、WASPネットワークという組織の暗躍を描いたポリティカル・サスペンス。メイン言語のスペイン語でつき進むリアリティー路線。
監督は、「パーソナル・ショッパー」でカンヌ監督賞のオリヴィエ・アサイヤス。豪華配役で、エドガー・ラミレス、ペネロペ・クルス、ヴァグネル・モウラ、アナ・デ・アルマスといった有名どころがズラリと並ぶ。
キューバの歴史的背景に詳しくないのでそこまでピンとくる内容ではなく、途中で映画のトーンがガラッと変貌するもエンタメ感がやや薄味、また尺が足りていないのでラストの雑な終わらせ方が難点。とはいえ、勉強不足なので、もうちょっと深掘りすればもっと楽しめるかも知れない。
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