ノア・ジュプのポテンシャルがエグい。
シャイア・ラブーフは超すげぇ俳優なんだけど、別に彼の存在を肯定する訳では無くて(現実問題で色々あるみたいだし)、ただその"嫌な感じ"は作品と役柄に深みを与えてるし、そういう彼の良いも悪いも渦巻いている感じはノータッチでいきたい(声を出さない)。
そこらへんの現実と役柄のあれやこれやは今作でも描かれているから、今作を観た個人的な心境としては救われない気持ちになった(自分も幼少期の大半を大人や周りの暴力,または恐怖に支配されるが逃げたり捨てるという選択肢はなかったから)。が、この彼への"嫌な感じ"というイメージも嘘にはしたくないので今作を観たから彼への関心の度合いが変化したということは無い。
物語後半のサイレントの部分が大変に素晴らしくて、ここはお気に入りのシーンでした。
ラストはそうなんだろうなぁと思って見てたら本当にそうだった。
でも悲しいというよりは救われた気持ちになるよね。
