俳優シャイアラブーフがリハビリ施設で書いた自伝を、親友であるアルマハレル監督が映画化した作品。
射し込む光の美しさ、12歳のオーティスを演じたノアくんの幼気な目や表情が印象的でした。
"親父が唯一くれた価値のあるものは痛み" 、、このセリフがどうしても忘れられません。取り除きたいのに、奪うことができない存在。
子どもにはどうしたって親の愛が必要で、だけどまっすぐな愛を知らずに育った親は、自分の子どもにそれを与えられない。それでも努力している。愛してるけど耐えられない。見ているのがすごく苦しかった。
この作品をこの配役で世に残したシャイアラブーフの覚悟をみました。