シャイア・ラブーフ少年時代のお話。（長編映画監督デビュー作）
前科ありで暴力的な父親との関係を赤裸々に描く。シャイア自身が父親役で熱演。
よく映画にしたと思います。勇気のいる決断だったと思います。
皮肉にもバイクの後ろに乗ったり、タバコやマリファナを吸ったり、2人がくっついてる瞬間のみが幸せそうでした。
なのに、モヤモヤ....
【ここから先はネタバレではないですが、この映画に水を差す話なので知りたくない方は注意】
いい映画なんですが、お父さんが憎いぐらい嫌いな人なので調べました。
TMI...【シャイア・ラブーフ】フランス系の父とユダヤ系の母の間に生まれる。一人っ子。
14歳頃(2000)からテレビ（ディズニーチャンネル）の司会を担当。ドラマでは4年間主役。03「チャーリーズエンジェルFS」、04「アイロボット」で脇役、05「コンスタンティン」でキアヌ様の相棒役、07ドリームワークス製作作品に立て続けに出演。そして主演作「ディスタービア」は3週連続で全米興行収入1位。その後「トランスフォーマー」シリーズ3部作が大ヒット。「インディー・ジョーンズ」では息子役と順風満帆。
私がこの映画を観て釈然としなかったので「やっぱりな！」と言いたいのはこの後です。
07年に成功真っ只中なのに、シカゴのドラッグストアに不法侵入した疑いで逮捕(5時間後に釈放、起訴取り消し)。
08 カルフォルニアで路上喫煙(法律で禁止)し警察に違反切符を切られる。
同年、LAで酒気帯び運転で事故を起こし逮捕。（この事故で左手の指2本失う）
大きなお世話ですが、交際した女優さんとは2連続で1年程で破局。16 10月に結婚するが18 9月に離婚。
15 酩酊行為の軽罪によりテキサス州で逮捕。
20 男性への口論に関与。軽度の暴行と窃盗の疑いで起訴。
同年、この映画に息子の彼女役で出演していた元カノから、性的暴行、虐待の罪で訴えられる。その後も不貞行為発覚、素行不良、キャストやスタッフとの衝突などで、降板や解雇になる。
これを言ったら元も子もないですが、この映画のお父さんと同じ事をしてしまったんですね...この映画のお父さん観たら「そりゃそうなるよね」って。
昔からシャイアの目つきが好きじゃなかったですが、親の背中って大事だなと
長々と失礼しました...
