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風にそよぐ草のmuscleのレビュー・感想・評価

風にそよぐ草(2009年製作の映画)
5.0
富野由悠季がGレコのインタビューでアランレネにリスペクトを…って言ってて何見たのかと思ったら『風にそよぐ草』とか言っててビックリして鑑賞。
猛烈にすべてが速く、すべてが繋がらない。そして不思議な楽観主義に全編が貫かれてる。ユーモアの感覚も笑っていいんだかなんだかわからない。反実仮想をアランレネは貫きすぎてる。
富野由悠季はほかにも大林宣彦の『花筐/HANAGATAMI』の名前を挙げていたが、これと『花筐』足したらGレコになるの、なんか納得させられてしまう。突飛なユーモアがこれでもかと錯乱している70超えた人々の作品群。ほんの少しもフェリーニ(=宮崎駿)的な幻惑的にならないところが面白い。
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