アフガニスタンに派遣された米軍兵士が民間人の殺害を繰り返していたという衝撃の実話をベースにした戦場サスペン
ス。上官の非人道的行為を知った若き兵士の葛藤を描く。
ナット・ウルフ、アレキサンダー・スカルスガルド、アダム・ロング、ロブ・モロー、ジョナサン・ホワイトセル、ブライアン・マークほか。
題名が特殊部隊アクションを想像させるが、脚本も演出も予想を裏切る方向に向けられていた。戦闘シーンは殆ど無い。
戦闘シーンを派手に見せる訳でもないのに、現代の戦場の臨場感を感じさせられる。
じわじわと戦争に巻き込まれた人間の変化の怖さ、精神的に追い詰められていく様子を観ている我々に伝えてくれる。 戦争に関わらない人間には当たり前の正義の感覚は戦場では通用しない。
戦争映画なんですが、メインは心理劇です。 戦争における正義とは何かという難しいテーマを突き付けられます。