このレビューはネタバレを含みます
主人公のおばあちゃんが可愛い。
矛盾や儚さを抱えた人間らしさたっぷりの映画です。登場人物にずば抜けて変わった人はいないけれど、なんとなくみんな愛しい、そんな感じ。
お葬式の準備を手配し終え、いよいよという夜、恐らく夫とのデートのつもりでメイクをし、素敵なドレスに身を包み、踊るシーンには涙してしまいました。
結末がどうなったかはぼかしてありました。主人公はあの晩亡くなってしまい、最期に家族で海辺へ行った記憶を思い出しながら逝ったのかなぁと私は思います。
エンディングで流れた曲がとても印象的でした。