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母は誰でも女であるのtakezouのレビュー・感想・評価

母は誰でも女である(2014年製作の映画)
4.2
ブリリア ショートショートシアター オンライン で視聴。
母と娘の言動が逆転してるコメディ。脚本が面白い。
お母さんが、お母さんでいてくれるから、主人公マギーは娘であれるわけで、お母さんがお母さんでいることをやめてしまったら、娘としての人格も維持できなくなるんだよね。
マギーの苛立ちは、母への苛立ちではなく、自分が変わることへの不安を表しているのだと思う。
ラストシーンは、娘としての人格でなく、母としての人格で生きるモードにチェンジした、その悟りの心境なんじゃないかな、と思います。
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