Yuri

ラスト・クリスマスのYuriのレビュー・感想・評価

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)
1.0
リアルタイムで見損ねたのでDVD鑑賞。結論、劇場まで行かなくて良かったなーという感じ。いつもフラッと現れ、「上を見ろ。」と言って去ってくトムとケイトの現状を掛け合わせると大体展開が読めてしまうので、トムの不可解な部分に目をつぶってストーリーを追えるのですが、それでも二人のやりとりに魅力を感じられず、真実にたどり着く前にリタイアしてしまう観客が多いのでは?と思ってしまいました。違和感=魅力に変換出来ていないです。エミリア・クラークは映画だとドジっ子でバカげた行動をするキャラが多くて、彼女の年齢に合っていないので、それも観ていて違和感があります。このケイトというキャラクターを病を克服したエミリアがやることに意味があるのですが、それは裏話なわけで・・・。もうね、時代的にどこかを貸し切ったり、忍び込んだりするゴージャスなデートに特別感を感じられないんですよ。今もロマンティックって何だろう?と考えながら観ていました。あと、ケイトがトムの助言で問題を克服していく過程がナチュラル過ぎて、良いのですが、アクセントとして弱い。もう少し大げさにアピールしても良いと思います。もう、こんな世界中で大勢で祝えるクリスマスは来ないのかなと切ない気持ちになりながら観たクリスマス映画です。
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