スイスアーミーマンの監督コンビがアカデミー賞、その他映画賞を多数受賞ということで、ひとまずシャイナートの本作を鑑賞。
バンドメンバーのディックが死んだ、という話。そして、題名の通り、ディック・ロングはなぜ死んだのか、という話。これ以上書いたらネタバレなので、あらすじは省略。普段は備忘録の意味も込めてあらすじを書くのだけど、この作品に関してあらすじは忘れそうもないし。
それにしても、くだらなかった。人が1人死んだと言うのにあまりにもくだらない。この事件に関わった彼らも巻き込まれた人達も必死なのはわかるけど、ディックが死んだ理由を知ってしまうと、シリアスなムードがあまりにもシュール。
強いて言うなら、人間の欲と興味は計り知れないけど、人間の身体は意外と脆いし限界があって、それを全て満たそうとすると人間の身体は壊れるし最悪の場合死ぬということでしょうか。実際いますよね、アホな理由で病院に駆け込んで来る人。そういう人達に見てほしい作品です。
