セピア色の暗黒ストップモーションアニメ。

一部はメカニックだったり、一部はモフモフ系のクリーチャーが存在する世界。
人間は奴隷で解放される日を待つしかない。
というざっくり（意訳）暗黒童話です。

クエイ兄弟の影響をがっちり受けているのではないでしょうか。
コマ取りのカメラの動き、焦点を合わせて背景にぼかすといった方法、生肉に油紙、なんとなくですが、クエイ兄弟の「ストリートオブクロコダイル」が浮かびました。
もう1.2作、インスパイアされたっぽいのも感じたんですが、そっちは作品名が出てこず。
（いつか思い出すでしょう 笑）

ゲーム「サイレントヒル」（裏）っぽい世界と、腹か腸をくりくりと巻き上げるのは映画「セル」で出てきました。
あとはNINのCloserというMVが好きならこの世界観を楽しめるかと思います。

字幕はありますが、台詞は少なめ。
ゴア描写もありますが、流血と腸をもにもにしてるくらいなのでライトです。

こういうゴシック調なストップモーションアニメがお好きな方なら多分大丈夫！

• #ホラー
• #ゴシック
• #アニメ
• #ta_2020鑑賞

ストップモーションを使用した人形劇と実写の映像を組み合わせた作品です。

オープニングでは謎の生物の鳴き声、そして心拍音のような不気味な音が入り混じり、とても不気味でした。

冒頭で内臓を引き摺り出されている男の映像が始まります。
何故かは分かりません。

映像は実写と人形劇が何度も入れ替わります。
何が何を意味しているのか。
謎が深まるばかりです。

粘土と針金で作られた悪魔のようなキャラクター達は悍ましい動きをします。

ストーリーは特になく、如何にして奇妙な映像を作るかということに特化した作品となっていました。
偶に字幕が表示されるのですが、結局話は繋がりません。

ワンシーンワンシーンの意味が全く分からなかったのですが、これは何度観ても解釈が思い浮かばないSaint Bernardと似た香りがします。

意味の分からない謎映画はもはや大好物です。

これは…すごい
台詞ほとんど無し、クリーチャー人形と実写を交互に映すだけの映画
めちゃ不気味で面白い