このレビューはネタバレを含みます
UFOと交信できる伝説男『庄司哲郎』の姿を追った傑作SFドキュメンタリー！！
SFといってもサイエンス・フィクションではなく
『スペキュレイティブ・フィクション』の方だけどな！！
（安部公房とかの小説）
庄司哲郎はUFOと交信し降臨させることができる超能力者！！
彼を神のように信仰する信者もそこそこいる
トランプ大統領が来日した時
彼の信者を国会議事堂に集め、信者の前でUFO降臨の撮影に成功し話題を呼んだ！
果たして彼は本物か？イカサマか？
中盤、庄司哲郎はなんと『覚醒剤取締法』で逮捕されてしまう急展開に！
本人は裏の組織に濡れ衣を着せられた！と否認してるが…
保釈後、庄司哲郎は衝撃の発言をする
『牢獄でUFOに襲われ宇宙人と格闘してた』と
常に豚箱でUFOに狙われていたと供述！！
そして再び信者を集めてUFO降臨を始める庄司哲郎
ドキュメンタリー監督はその時衝撃の映像を捉える！！
庄司哲郎がスマホカメラにハリガネを仕込んでUFOのイカサマ撮影してた（笑）
イジワルにも監督はこのイカサマ映像を信者に公開してインタビューする
『なんで…こんなことするのかなぁ…信じていたのに』と本気でガチ凹みする哀れな信者
流石にコレは笑えない…
庄司哲郎の信用は堕ちていき（ドキュメンタリー監督のせいじゃね？）
ヤク中の前科持ちなのでマトモな職に就けず妻とは喧嘩ばかりで破綻した生活を送る哀れなイカサマUFO教祖の姿は見てて辛くて
終盤は完全に庄司哲郎を応援してた！
まぁ100%自業自得なんだけど
何故か憎めない謎の愛嬌があるんだよね
庄司哲郎の存在そのものがオカルトだよ！！
