うーん、ずるい。ずるすぎる。2人とも。
子供と夫がいる身で不倫をするのは許されない事だと思う。でも、そんな主人公の塔子に共感してしまうし、昔は妻がいた身で今は妻がおらず、夫を持つ塔子に愛情を注いでしまう鞍田さんにも共感してしまう。
「あなたがひどい人だってこと、忘れそうになる。」って言った言葉に関しては、10年前の情報を全く知らない状態だと、10年前は不倫相手だったから？って思ったけど、調べたらレイプまがいのことをしていたとのこと。ここはもっと丁寧に説明が欲しかった部分。ただ、ひどい人だってことを忘れてしまうくらい、愛をくれた鞍田さんのことをあたしが塔子の立場だったとしても愛していたと思う。
ハレルヤとボルボ(かな？)が2人にとって大切なものなんだろうなあと思う描写が多くて、心地よかった。どちらかの家だったり、ホテルのシーンは少なかったけど、車でのシーンが多くて、2人にとって鞍田さんの車は2人の家に近かったのかなぁと。
それと、女性監督だからということもあるのか、Redっていう題名に対して、青の服だったり青いものが多く登場していて、見ていて面白かった。
とりあえず柄本佑が悪い役じゃなくて安心したかっこよかった〜
