18年越しに公開された『マトリックス』の新作ですね。
正直『マトリックス』という映画は、前の3作品をもって完結したという認識でいましたので、観る前は楽しみな反面、不安な気持ちも大きかったです。
そして観に行ったんですが、良くも悪くも気になる部分は多少ありましたが、思ってたよりも作品の出来自体は悪くなかったです。
観ている時の気持ちとしては、初めて映画館に『スター・ウォーズ フォースの覚醒』を観に行った時のそれに近かったんですが、普通に前3作の続編として楽しめましたし、なによりも『マトリックス』の世界観を映画館で堪能することができたというだけでも、個人的には満足度は高いです。
1作目が公開された時に比べると、CGもすっかり普及しましたし、そのため、肝心のアクションシーンに関してはやはり目新しさは感じなかったんですが、ただやっぱり映像に迫力はありましたし、前3作の細かいオマージュがもう往年のファンにしてみれば、わかりやすいくらいに多かったです。
また、今回は吹き替え版で観たんですが、久々に小山力也さんのキアヌ・リーブスが聴けて良かったです。
吹き替え版を観て育った自分としては、やっぱりネオといえば小山さんなんですよね。
この他にも、スミス役のジョナサン・グロフの吹き替えを担当した中村悠一さんの「アンダーソン君！！」も最高でした。
ちなみに前3作を前もって復習した上で本作を観たんですが、もう復習しておいて正解でした。
ですので、この作品を観たいという方は必ず観る前に前3作の予習もしくは復習したほうがいいです。
