一作目からの続編パラレル?
みたいな話もあったけど、結局三部作後の話みたい。
これはセルフパロディ?ていうようなノリで始まり、結局一作目の焼き直しなのかなー?という感じもあったものの、前半どういう方向へ話が向かうか、仮想なのか現実なのかの分からなさに引き込まれてしまった。
でもそれが決して良かったわけではないw
やたら引用される過去作映像と比較しながら展開する話がなんだかまどろっこしいし、スンナリ入ってこない。
時折り入る笑い部分が、老いぼれたネオに対しての哀しさすら感じてしまうw
そんな何だかなぁーという話の展開も、お馴染みのマトリックスアクションが充分すぎるくらい補ってくれて、飽きずに見てられた☆
終盤の数に対してのネオの力技がちょっと笑うw
前半、ゲーム会社のメンツがマトリックスについて語り合う場面で言われてることがほとんどこの四作目制作に当たる動機なんじゃないかと思う。
そう言う意味でとってもパロディっぽい作風なのが残念…。
けれども、性転換までして自己実現を果たした監督なら、愛も奇跡も信じてそうだから、三部作ラストの二人を救いたかったのかなーと思えて、微笑ましい気持ちになれた。