俺の頭の中では過去作が美化神格化されたようで見ていて目新しさを感じない凡作に思えた。公開前のネット記事の絶賛の嵐で期待マックスで公開後の批評で不安に一喜一憂したが公開後の批評が妥当と思われる。はなからウォシャウスキーも完全な続編を作る気力は無かった様な気がする。配給会社に次作を約束され重い腰を嫌々ながら上げた監督はゴッドファーザーⅢのコッポラのようで過去作の映像の多様がその答えの気がし完全に懐メロリミックスで監督とキアヌとキャリーの同窓会作品の価値しかないが過去作を見てる人間にはそれなりに楽しめる内容には仕上がっていた。
当時斬新な映像も現在では見慣れしまいインパクトなかった。また歳を重ねたキアヌとキャリーの肉弾アクションに切れがなくなっているしかもダブル頼りで顔が映らないアクションが多かった。銃撃戦も目新しい事は無い。又シナリオも続編にありがちな以下にこの作品を必要とするか言い訳を長々とモブに語らせてジャンプのバトル漫画の状況説明シーンをずっと見さされてる感じ理屈を捏ねくり回す事に終始した印象だった。
体にはガタがきてるキアヌとキャリーながらいい歳を取りかたしてイケオジイケオバになって記憶を失くした別居中熟年夫婦の再会を祝おうじゃないか。
