ハマのトラジロー

地獄の黙示録 ファイナル・カットのハマのトラジローのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

・前半は、ヘリを絡めた場面転換の巧さが光る🐯
・さりげないハリソンは、最初気づかなかったぞ🐯
・ウィラード大尉、基本食べない。(人らしさ失う表現の第一段階か)
・ワルキューレの騎行のシーンは、ダイナミックさと無情さが混ぜこぜの、いろんな意味で印象的なシーン。
・テレビクルー、やっぱ監督じゃん🐯
・サーフィン狂のカウボーイハット(ボードは結局どこへ?)、ジャングル闇市(この夜景イカれとる)、プレイメイトの慰問ステージ(ヘリにぶら下がった奴スゴイな)、ドラッグ(ランスの顔←最後はペイントがヤバい)、舟の一般市民虐殺(ワンちゃんも結局どこへ?)、最北の砦(指揮官なしのただの殺し合い)など、セリフの端々に出る「上層部の遊び」「もっとも無意味」感を痛烈に表現。観客は学びとともに疲弊感も共有👾
・ローレンス・フィッシュバーンも若けー🐯スティックのリズム感🐯
・(川沿いの亡骸後の)一斉掃射隊、フランス軍(この人達もカーツ大佐の壁なんじゃないかと思ってる🐯)、オモチャ矢隊、白の人たち、そして人種雑多な本隊、、堅牢な王国感がハンパない!
・マーロン・ブランドさん、最初めっちゃ普通のトーンで喋っとる。この”作らない”感じがめちゃくちゃ凄い。→このあと時間が経つ毎に威圧感が増してくるけど、これは本人が醸し出すカリスマ性と監督の「作り込み」が半端ないからなんだと思う。
・終着点にあった落書き”Apocalypse Now”は、カーツ大佐を崇拝する民が書いたんでしょうか?最後にみんな武器を置いた事と何か関係があったのかなーっと考えてしまいます。

・戦争が原因で、人間性が軽薄になる、希薄になる、あげく無くしてしまう、そこから地獄の光景が広がるのに。。なぜなくならないんだ、という痛烈なメッセージが込められてるように思う🐯

・これを見た後は、景色を見ながら散歩して帰る事をお薦めします🐯