地獄の黙示録 ファイナル・カットの作品情報・感想・評価・動画配信

「地獄の黙示録 ファイナル・カット」に投稿された感想・評価

fishii

fishiiの感想・評価

3.0
ワルキューレの騎行が耳から離れない感じがします。

戦争は人間や環境を変えてしまう。
もし自分が当事者だったら?
いやはや今もコロナ禍という戦時下なんだしな…と。。。
戦場、狂気、そして人間の真なる正体である……恐怖。戦争映画というより、人間の精神世界まで掘ってる。
音楽がまた不気味、不穏な気配を常に感じる。
カーツ大佐が何かの使徒に見えるくらい存在感凄い…。

映像、音、ドラマ…この映画的満足感😳
utako

utakoの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ベトナム戦争下、米軍内で下される「同志を殺す任務」。軍に背き戦地に王国を築いたカーツ大佐。そしてカーツ大佐を殺す任務を与えられたウィラード大尉。ここに大きく深い意味が込められた映画でした。
戦争における「大義」とは何か?勝利の為なら人間らしい理性を捨てていいのか?死と隣り合わせの戦場で人々は追い込まれ知らぬうち常軌を逸してゆく。爆音で音楽を流しながら楽しそうに奇襲攻撃する様子、遺体にトランプカードを刺し殺しを楽しむかのような情景も再現されていて米軍による行いが不愉快極まりなく描かれる。
如何に戦争が人々を狂わせ、非情でバカバカしいかを説くカーツ大佐の台詞が全てを物語っていた。常識など通用しない、考えることすら放棄したくなるような虚無感、怒りと悲しみに満ちたテーマが詰まっていましたね。
『米国が自国の行いに対し自責の念を込めた作品』なんですよねこれ。カーツ大佐→やりたい放題の米軍、ウィラード大尉→世論…なんて構図に当て嵌めて観る事ができます。ベトナム戦争のある程度の予備知識がないと込められたメッセージは理解できない作品だと思いました。例に漏れず重厚感のある戦争映画でしたが史実を知る上でも観て良かった作品です。

今作、テレビクルーが戦地に入ってるシーンなどありますが、当時はテレビが急速に普及し戦場のありさまが生中継された初の戦争でもあるんですよね。これにより反戦運動が盛んな時代でもあって、数々の名曲が誕生したりしているのも時代の流れを知ることができる映画です。
そ

その感想・評価

4.9
ねーちゃんとのあれやこれやが無かったことにされておる…。後は特別完全版との違いがよく分からなかったけど、フランス人入植者との交流の場面の説明的な台詞が省かれてるのね。
あかね

あかねの感想・評価

5.0
すき。すきってことばが
足らないくらい告白並みにすき。
洋画を観ない母ですら
リアル時代にみたわと
狂った親子で好きなやつ。

久々に鑑賞。

もうあの大きな大きな..眩しくて
音楽といい香りがぞくぞく!!
終盤やはりわけわからなく
私も時間と体力に朦朧としてくるんだが
朝4時に体がほてほて脳が
地獄にいるんだなと実感。

ハートオブダークネスをみて
薬を決めながらやってんだなとか
コッポラさんの苦悩が見えすぎて
地獄地獄でドキュメンタリーみた
あとでまたよかった!!
大体ハートオブって名前もすき。

もはや誰がどことかじゃくて
好きなの。ただすき。
5.0じゃ足りないのよね。
たまお

たまおの感想・評価

4.5
今回で多分5回目の鑑賞だと思いますが、改めて凄まじい映画だと実感しました。

まずもってここまで画質が良いとは思ってなくてビックリ。フィルム汚れが無いのはもちろん、コントラストがハッキリしていて暗いシーンでも見辛くない。流石に望遠撮影やトリミングして引き伸ばしたシーンは粒度感が荒いところもありますが、最近の映画かと思うくらいに明るいし黒がシャープです。

音響もとても良くて音楽と効果音が重なってもセリフが潰れてない。名曲名シーン揃いの本作でジ・エンド、ワルキューレ、スージーQ、サティスファクションがこれまでになくクリアに聴こえて嬉しかったです。(それ以外のBGMは時代的にアレですが><)

内容的には公開時より長いとか完全版より短いとか取り沙汰されてますが、そんなことより映像と音の情報量が増えた事で感じる部分の方が大きい様に思います。そもそもCGとか使わずにここまでのスケールや鬼気迫るシーンを作り上げているわけで、今回改めてこの作品の猥雑さみたいなものに狂気を感じました。
狂気、狂気、戦争の狂気。
人を殺すことに全く躊躇しない人間(ロバート・デュバル)は強いが、それ以外は必ず壊れていく。

3時間が一瞬で過ぎていった。
ディズニーランドのジャングルクルーズに乗船した感覚。
shotamovie

shotamovieの感想・評価

4.3
地獄という言葉に偽り無し。。。

これが40年以上も前に描かれていた映画、、、
恐るべし。。

やはり、過去の大作は観ておくべきですね。

不気味な音楽が奇妙な世界観を絶妙にえんしゅつして、CGを使わないからこその光と影のリアルな演出、
たまらないですね。。

どっと疲れました。。。笑
おもち

おもちの感想・評価

3.5
戦争映画の超大作。
CGなしのすごい映像の連続だった。
ストーリー自体はそんなに難しくないのに、とても理解しきれないほど難しかった…
戦争の欺瞞…
人間の本質…
勉強しよう…
巨匠フランシス・フォード・コッポラによる戦争叙事詩の最高傑作。
ファイナルカット版があったことをつい最近知ってU-NEXTで鑑賞。

せっかくこの傑作をIMAXの劇場で見る機会があったのに、それをみすみす逃してしまったのはこの先ずっと後悔する事になりそう。

特別完全版が公開された時に「これはコッポラが産んだ生き物だ」っていうコピーが付いてたけど、それはなかなか言い得て妙で、この映画は見る度に姿を変えて鮮烈な印象を与えてくれる。

本当に、なんかもうとんでもないヤバい映画。
語彙力が無くて的確に形容できないのが歯痒いけど、マジのガチでヤバい映画。

ストーリーはシンプルだけど、展開はまとまりなくとっ散らかっていて脈絡に欠ける。
戦争という極限状態の狂気や、アメリカの横暴欺瞞を描くために挿入されたシーンは、凡百の映画なら説明的で説教臭くなりがちな所だけど、本作のそれはリアルなセットと役者の演技力によって凄まじい迫力に満ちていて、それぞれが1つの映画を観ているようなエネルギーがある。
狂気という言葉を軽々しく使いたくはないけれど、この映画の持つエネルギーは記号的ではない本物の狂気なんだと思えた。

各シーンが支離滅裂な映画は基本的に嫌いなのに、この映画はそのカオスっぷりに好感を抱いてしまう不思議な一作。
まさに怪作と呼ぶに相応しい唯一無二の戦争映画だと思う。

おそらく本作の迫力はIMAXで見る事で最大限に発揮された事だと思うと、つくづく劇場で見逃した事が悔やまれる。

能書きはいいからとりあえず見てくれって作品。
本作の鑑賞は他のどの戦争映画の傑作にも替え難い体験になると思う。
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