今まで見た映画の中で一番の映画。たまに酒を飲みながら見たりしている。コッポラの最高傑作で、今の時代では絶対に作ることが出来ない奇跡の映画である。
これはベトナム戦争が舞台になっているが、通常の戦争映画では無い。世の中の不条理な部分を焦点に描いた作品である。
この映画は3つぐらいのバージョンがあるが、映画の尺や構成から、このファイナルカット版が一番良くまとまっていると思う。IMAXとドルビーシネマで見たが、ドルビーシネマの方が没入感は半端ない。この映画はジャングルのシーンが多いのだけど、虫・動物の鳴き声や草木が風で触れ合う音が四方八方から聞こえて、まるでそこにいるような感覚になる。
ノンフィクション作家の立花隆氏がこの映画の解説本を出しているが、そちらも合わせて読んで欲しい。