こばまさ

めまい 窓越しの想いのこばまさのレビュー・感想・評価

めまい 窓越しの想い(2019年製作の映画)
3.2
『悪の偶像』のチョン・ウヒがあまりにも不気味な役だったので、リセットの意味も込めてコチラを。
普段観ないジャンルだけど、チョン・ウヒの為だけに観ます!
それでは、めまいを起こさない様にいってみよう😵‍💫


-高層ビルにあるオフィスで働くソヨン(チョン・ウヒ)
彼女は、契約社員としての生活、誰にも打ち明けられないジンス(ユ・テオ)との社内恋愛、毎晩かかってくる母親からの電話に悩まされていた。
安定した生活を求めるソヨンを取り巻く環境は、どれも不安定なものばかり。
そんな時、オフィスの窓の外からロープにぶら下がったままソヨンを見つめる清掃員のグァヌ(チョン・ジェゴン)と出会う-

“恋愛ものと思ったら胸糞だったニダ‼︎”


あらすじからは想像つかないほど、不幸なお話。
いや、不幸と言うか、韓国の現代社会の生きづらさを体現しながら、どこまでも不運な方向に行ってしまう主人公のソヨン。

まあ、チョン・ウヒが主演の時点で、ただの恋愛ドラマとは思ってなかったけど、ここまで追い込まなくても…と思ったよ。
彼女の出演作もこれで14作目になるけど、その8割は不幸な役。
それだけ彼女の演技力が高いとも言えるけど、やっぱり不幸顔なのか?

物語は終始暗めで、笑えるシーンもほぼないので、ほんとチョン・ウヒのファンにしか届かない作品だった印象。
でも、決してつまらない訳ではないし、観ていくうちに徐々に見入ってしまうストーリーではある。


そもそもが、今回のワタクシの目的は【可愛らしいチョン・ウヒを見て脳内リセット】
OLスタイルのチョン・ウヒは、彼女本来の可愛さと美しさはもちろん、タイトなニットやスカートが眩しいほど素敵。
こんな女性が職場に居たら…とか思ったけど、居たら居たで仕事にならんか…


女性軽視の社会構図、金と酒と花札にしか興味のない毒母、愛した恋人からの裏切り、そりゃストレスで病むよ。

ワタシも、どちらかと言えば自分の中で溜め込んでしまうタイプの人間なので、これからは気を付けようと少しだけ思った。


まあ、酒飲んで寝たら忘れるけど。
こばまさ

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