このレビューはネタバレを含みます
なぜこんなに評価が低いのか分からない。私はけっこう好きだった。淡くて美しい。
ギラッギラのジャケットを気に入って着てるのちょっとおもしろい。
ジュストとお父さんのシーン とてもよかった。
後ろに立っているジュストに何もなかったように話しかける。ジュストも少し困惑するけど、ジュストが亡くなっていることは理解していて、「もうお前には何も起きないのに常に不安なんだ」と言ってて、思いがけず泣いてしまった。ジュストは孤独だと思っていたから、ちゃんと愛されていたこと、そして今も愛されてることを知って嬉しかったし悲しかった。やっぱり怖いんだよね。自分が知らないところで息子が悲しんだり苦しんだりするのは。そして寂しい。
見える世界が別々になってしまっても、二人とも気持ちが同じならどんな状況でも愛し合える。素晴らしい。「現実であってほしい」と不安そうに言うジュストに対して「私の夢だとしてもあなたを感じられる (だから大丈夫)」と微笑むアガト。とてもいい。
旅立つ前にジュストに思い出を話した人たちの話もよかった。アガトの祖母の話 天国とは
ふわふわしている。不思議。考えることはあるけどわからなくていい。ふわふわしたまま受け取る。
「目を閉じて 変わらぬ愛を」