ロメールというよりアサイヤスの『冬時間のパリ』っぽい、議論好きで哲学の国おフランスらしい台詞過多なヒューマンコメディ
ちょっと疲れてたのもあって序盤数分うとうと…してしまったけど何とかついていけたよ
情熱もアイデアも失った腑抜けの市長に必要なのは、型破りで攻撃的だけど刺激的な哲学者だった！
という何とも分かりやすい話なんやけど、
民主主義への疑問や資本主義の意義や政治に踊らされている右派や左派を相手に、
アリスが(市長の情熱と共に)哲学という武器で対抗していく
なんて感じ
小難しい政治会話劇なんやけど、
シンプルにストレートに話してるから結構分かりやすくて退屈しない
アナイスちゃんの細かい表情がとても良い
ルキーニはほんとジジイになってもわたしの好物ないやらしいイケてる俳優
不思議の国から帰ってきたアリスはウサギも一緒に連れてきたって感じ笑
