良かったです!
1950年代のニューヨークを舞台にしたエドワード・ノートン脚本、監督、主演のハードボイルド作品です。
ノートン扮する私立探偵のライオネルは公私ともに世話になっていた、ボスのフランクの死の真相を突き止める為に奔走します。
ライオネルは孤児で、しかも所構わず感情を口に出してしまうというチック症という病気がありますがフランクはそんな事も気にせず、彼の他に3人の孤児を引き取ります。
ライオネルには異常な記憶力の良さがありその能力も買われフランクの手下として働いていた矢先フランクは何者かに射殺されます。
フランクは何かの秘密をネタに金儲けを企んでいた事が分かり、ライオネルはボスが殺された原因を探るべく、チック症に悩まされながらも、ある黒人の女性に辿りつきます。
そこから事態はどんどん大きくなり・・・
いやあ、まず街並みが素敵です!
1950年代のニューヨークの人々、建物、ファッション、車他と細部に至るまでの徹底した再現がスゴいです!
あと音楽が素晴らしく、劇中流れるジャズが物語を盛り上げます!
サントラめっちゃ欲しいです!
主演のエドワード・ノートンはボスを失った寂しさの中に「かっこよさ」と「チャーミングさ」が上手い具合いに混ざり合った彼しか出来ない演技をしていたと思いました!
フランクはブルース・ウィリスが好演しています!
割と短めなシーンですがめちゃめちゃ渋いです!
ライオネルの良き理解者で部下から慕われている様子が分かります!
真相の鍵を握る男にウィレム・デフォー、他にも個性的なキャラクターの俳優さんが出ててノートンのこだわりが見えます!
中でもバーでトランペットを吹く黒人の男優がクソかっこいいです!
少し「大人」な映画観たいなあ。
と思った方は是非!!
~追記~
この作品のメインテーマはレディオヘッドのボーカル、トム・ヨークとレッチリのベーシストのフリーが手懸けてるそうです!
そりゃカッコイイはずだわ!!