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郵便配達は二度ベルを鳴らすのyasu555overseasのレビュー・感想・評価

4.3
ルキノ・ヴィスコンティーの作品を初めて見ました。原作は読んだ事はないですが、十分見応えがありました。

ダークな恋愛且つサスペンスな作品でした。

夫であった店主のブラガーナを事故死で死なせるつもりじゃ無く、不慮の事故によって死なせてしまったのです。妻のジョヴァンナはジーノに生命保険目的(店の改装の為)でブラガーナを事故死で死なせてしまって犯人扱いをしたのやとジーノは思い込み、ジョヴァンナは彼から誤解を受けて2人の付き合いが空回りするような展開になって、ジーノは別の女と付き合う展開になるかと思いきやジョヴァンナに見張られてジョヴァンナと再び会った事で別の女は別れて、ジョヴァンナからあなたを証言すればあなたは終わりよみたいな脅迫を受けたジーノが警察に追われながらも別の女と再び会って愛し合ってた後、1人の警察の刑事に見張られて逃亡する為にやむを得ず、別の女と別れて逃亡する展開になって行くどころかジーノはジョヴァンナと再び会って、文句を愚痴って痛めつけるか殺すよりジョヴァンナは妊娠した ってジーノに言ってその理由で理解したジーノはジョヴァンナと逃亡する流れの展開と最初の展開を考えて、恋をしながら最悪な因果応報の末路に辿って行ったようなシナリオで当然の運命なんやなって理解しました。

これが"ネオレアリズモ"のイタリア映画なんやと実感しました。
こういうシナリオと設定も悪くなく、嫌いではありません。好きな作品でした🌟🌟