マイノリティ

レディ・オア・ノットのマイノリティのレビュー・感想・評価

レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)
4.3
めちゃめちゃ良かったです!

大富豪の元に嫁いだグレースが家族に命を狙われるストーリーです。

ゲームで財を成したル・ドマス家に代々伝わる儀式、「この一族の家族になる為には引いたカードの指示に従わなければならない」というもの。

バカバカしいと思いつつもグレースはカードを引きます。

カードに書かれていたのは「かくれんぼ」

夫のアレックスが震え、家族はそれぞれ武器を手にします。

グレースが逃げ、家族は鬼になり、夜明けまでに逃げ延びればグレースの勝ち。

グレースが死ねば家族の勝ちです。

果たして夜明けまでに勝つのはどっち?

とにかくグレースがかっこいいです!

お世辞にも上品とは言えない家で育った彼女ですが、血まみれでボロボロになりながらも狂った家族(使用人)から自分の身を守る姿を応援したくなります!

夜明けまでにグレースを殺さないと自分達も死ぬ。という「誓約」を信じている家族も必死でグレースを探します!


グロさも割とありますが、テンポの良さと程よいドキドキ。このバランスがとても上手いと思いました!

キャラクターの魅力もあり、とても観易いです!

そしてラストシーンのかっこよさは鳥肌が立ちました!!

僕が観てきた映画の中でもかなり上位のラストシーンです!

タイトルも素晴らしいです!

グレースを演じたサマラ・ウーヴィングが綺麗で逞しく、この作品を観た方はきっと彼女のファンになると思います!

スカッとしたい方は是非!