「誰も見ることは無いけれど、
確かにここに存在している。」
好きが詰まってた
人として決して良いとは言えない
日常の中の様々を
素直に、且つ優しい目線で
描いてくれている
ダラダラとした会話を
引きの長回しで
淡々と流しているのだけれど
それを退屈にさせないユーモアに
満ちた会話、キャラクター
の作り方が凄い
都合よく行き過ぎな展開や
関係性の変化も気にならない程
ただひたすら笑える
客席も笑いに満ちていて
素敵な空間が出来上がっていました
今泉監督も言っていましたが
正に満員の劇場が似合う映画
好きなシーンはありすぎて選べない
けど、冒頭のメンソールの場面は
無条件でワクワクしちゃうし
お茶の上で布広げるくだりはじわる
実際もお茶の上…?